皆さんに支えていただいた89年の歴史
園長挨拶
こころのふるさと
「長い歴史の中にも新しい息吹を」と職員一同思いを共にし努め、本年92年目を迎え、園児はもちろんのこと、卒園生、保護者の皆様方にも幼稚園時代の楽しく素晴らしい思い出をいつまでも心に残して頂き、うれしく思っております。「本山幼稚園はこころのふるさとです」と、卒園されてからも、入学式、卒業式、そして成人の日と、幼稚園を訪れてくださいます。お父様お母様、おじい様おばあ様と2代3代にわたって幼稚園に通っていただいた方も大勢いらっしゃいます。皆様お一人お一人に歴史を作って頂き支えて頂いた本山幼稚園です。感謝致しております。これからもいつまでも地域の方に愛される「こころのふるさと本山幼稚園」であり続けたいと願っております。
私立本山幼稚園 設置者 園長 小林孝美
 
園長先生

昭和28年頃の本山幼稚園(羽田均様ご提供)
 

昭和6年、まだまだ幼稚園に通うこどもも少ない中、故小林まさゑが「本山村のこどもたちに幼児教育を」と私財を投げ出し、生涯にかけて幼児教育に力を尽くすべく、この本山の地に「私立本山幼稚園」を設立いたしました。
「幼稚園は大きな家族である」という考えのもと日々努力し、その功により生前勲六等宝冠賞を拝受いたしました。戦前戦後の荒波を越え、小林まさゑ死去後、幼稚園の志は、松葉牧子、そして創設者の孫嫁・小林孝美が引き継ぎ、阪神大震災にも耐え、本年92年目を迎えました。
個人立の小さな幼稚園ではございますが、故小林まさゑ同様、地元の方々にご支援賜り、いつまでも幼稚園を続けていくことができましたら幸いでございます。


 

最初の集団生活の場として、小さな幼稚園の特色を生かし、年中年少クラスは縦割り保育を実施。また、遠足など、すべての行事を全学年が合同で活動し、誰とでも仲良く遊べる場を日々つくっております。
遊ぶときには思いっきり遊び、そして小さな時からけじめある生活をと設定保育を行い、就学前の集団生活の場として、けじめのある生活を指導しております。